世界最大級のねずみ!?
その正体は……カピバラ!

2022年月06日15日

カピバラの生態


1-1分類
別名 オニテンジクネズミ

ネズミ目(齧歯目)カピバラ科

1-2生息地

ブラジル、アルゼンチン、パナマなどの南アメリカ東部を中心とした川や湖、
沼などの水辺の草原に暮らしています。

特徴部位


水中にいても少しだけ顔を出すのみ。
そのため水面上に「目、耳、鼻」が一直線上に並んでいる。
この特徴はカバとも同じ。

鼻の上にある黒い毛「モリージョ」という。
見られるのはほぼオスのみメスにはほとんど見られません。
このモリージョをこすりつけにおいを付けることで自分の縄張りをアピールする。




ねずみの仲間ですので大きく、鋭い歯があります。
前歯は生涯伸び続けるため小枝、石などをかじり自ら削ります。
かみ合わせが悪くなるとご飯が食べられなくなる可能性があるため非常に重要な行動です。



体毛
硬く長い体毛で見た感じはたわしにそっくり。
触ってもたわし!
なぜなら、水にぬれた後でもすぐに乾きやすくするためです。



1-3形態

平均10~20頭ほどで、強いオスとメス数頭、そのこどもたちで群れを形成しています。
活発な時間帯は朝と、夕暮れ時です。
その際は餌を食べたり、泳いだり友達と取っ組み合いをしてたりします。
日中は日向で日向ぼっこをして寝ていることが多いです。
寒さには強くないので寒い時はさる団子みたくみんなでまとまっています。



2-1飼育するには

カピバラを飼育するにあたって特別な資格は必要ありません。

但し、飼育するにあたっていくつかの難問をくぐり抜けなければいけません。


まずは、生体価格です。
カピバラは普通のペットショップには売っておりません。
そして売っているところを見つけたとしてもかなりな額になります。
相場は70万円ほどです。

次に飼育スペース

カピバラの飼育には「飼育スペース」、「水浴び場」、「木や石」、「エサ、水入れ」
「寝床」、「暖房器具」、「トイレ」が必要になります。


飼育スペースはゆとりのある広さが重要になります。
狭い環境での飼育は不可能なので、まずは十分な飼育スペースが確保できるか確認してください。


水浴び場
カピバラはもともとアマゾンの水辺に生息している動物なので、水浴び場は必須です。
体が長時間水に触れていないと肌が乾燥してしまい、健康状態に影響が出てきます。
排泄物も水の中でする為水場が必要です。汚れたらすぐに取り換えてください。

木や石
カピバラは齧歯類(ねずみ)ですので前歯が生涯伸び続けます。
そのため自ら木や石で前歯を削るのです。そのため必要になります。


飼育するにあたってスペースの確保はもちろんのことですが
診察可能な病院や定期的な歯のメンテナンスも必要。
買う前に診てもらえる病院を探しましょう。
熱帯の地域にいる動物なので寒さに弱いため冬の温度管理も必要になります。


実際に飼っている人もいるので見てみてください。

この方は「真夜中のビバリウム」というチャンネルで動画配信をしているYouTuberです。

カピバラの他にいろんな種類の爬虫類を飼育されているそうです。

ほかにもいろんな動画があるのでみてはいかがでしょうか。

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