日本の伝統芸能について知ろう!人々を魅了し続ける日本のココロ

2020年月09日03日

日本の伝統芸能とは、古くから伝わり、変わることなく大切に継承されてきた日本の芸術や技能です。

四季折々の風物を折り込んだ唄や儀式、お祭り、豊作に感謝する踊りなど自然と共に生き

四季を感じ人との和を重んじる日本人の心が育ててきた財産です。

今回はそれぞれの特色や楽しみ方を紹介していきます。

歌舞伎

引用:http://kabukitaro.jp

歌舞伎とは歌や踊り、芝居の3つを組み合わせた演劇のことを指します。

江戸時代では庶民たちの大衆娯楽として愛され、テレビのない当時はドラマ・ニュース・流行ファッションを伝える大切な役割を果たしていました。

あの市松模様の由来も人気俳優であった佐野川市松が、舞台でチェッカー柄の袴を着たことから大流行したことから来ています。

難しそうに見える歌舞伎も、庶民たちの娯楽ということもあって

実はルールを知ると簡単に楽しむことが出来るように工夫されています。

たとえば役者が出てきた瞬間に正義の味方か悪党なのかわかるように、顔の色に変化をつけています。

○赤隈取は正義・情熱の色

血液の流れで怒りや熱血を示し、赤で隈取りされた主役は悪党を懲らしめる正義の味方として描かれます。

○青や黒の隈取は悪党

青や黒は妖気や悪・不気味さ表現しています。

○白は美男美女

「色の白いは七難隠す」と言われ、色の白さは美男美女の象徴とされています。

美男やお姫様は顔を真っ白に塗っています。

この色のルールを知っているだけで登場人物の特徴を掴むことができ、物語により入り込むことができそうですね。

歌舞伎のおすすめは源義経と平家の物語「義経千本桜」。

舞台から客席を役者が宙吊りになって飛んでいく「宙乗り」の場面は必見です。

落語

引用:https://www.timeout.jp/tokyo/ja/stage/tokyo-good-rakugo

日本の伝統芸能の中には予備知識がなければ全く楽しめないものもあります。

しかし、落語はちがいます。

落語はごく普通の日常の日本語を使って用いる芸なので、日本語を喋る事ができる人は楽しめるといっても過言ではないでしょう。

分かりにくい少し昔の噺であれば演者が事前にさらっと解説を入れてくれます。

時代背景が違っても描かれるのは現代人にも通ずる人情であったりほっこりした笑いです。

難しいことを良しとする芸ではないので初めての人でも入りやすい芸能だと言えます。

落語のおすすめは「まんじゅうこわい」という滑稽噺。

古典落語の有名な滑稽噺で、こどもでも分かりやすく日本昔話としても親しまれています。

日本舞踊

引用:https://mikata.shingaku.mynavi.jp/article/26147/

日本舞踊とは日本の伝統的なダンスの総称です。

能の動き「舞(まい)」と歌舞伎の動き「踊(おどり)」を組み合わせたもので

「舞」はゆったりとしたすり足、「踊」はテンポが速く単純な動作を繰り返した動きをします。

音楽は三味線に唄や語りを組み合わせて情景や物語を表現し、衣装や振り付けで登場人物の心情を表します。

現在では「Nihombuyo」と呼ばれ世界的にも注目され習い事としても人気があります。

優雅に見えますが、インナーマッスルを使い背筋もピンッと所作も美しくなければなりません。

また、着物の着付けも出来るようになるので美のセンスを磨くことができます。

大抵の教室では見学だけでも可能な所が多いので興味がある方はぜひ、チェックしてみてくださいね!

日本舞踊でおすすめは『京鹿子娘道成寺』。

歌舞伎舞踊の集大成とよばれる演目です。

衣装や大道具がとても豪華で華があり初心者でも楽しむことができます。

人形浄瑠璃 文楽

引用:http://kuniumi-awaji.jp/heritage/28nigyojoruri/

ユネスコの無形文化遺産にも登録されていて、歌舞伎や能と並んで日本の三大古典芸能の1つです。

物語の語り手である「太夫」、伴奏を弾く「三味線弾き」、人形を操る「人形遣い」

の三業から成り、三者の真剣勝負から生まれる迫力の舞台は秀逸です。

人形は1体につき三人の人形遣いが操ります。

頭と右手を動かす「主遣い」左手を動かす「左遣い」足を動かす「足遣い」の三人が

息を合わせて一つの人形を操ることにより人形に命が宿り、人間以上に人間らしく見える人形になります。

人形の顔にも種類があり、目尻の尖った人形は「善人」、目の丸い人形は「悪人」、眉の細い白い歯の人形は「未婚の女性」、剃られた眉が青で描かれお歯黒なのは「中年の女性」と決まっていて、前知識として頭に入れておけば登場人物の役割や本性が推測でき、より深く人形浄瑠璃を楽しむことができます。

浄瑠璃のおすすめの作品は「曽根崎心中」。

近松門左衛門の代表作で江戸時代の人々の生き生きとした姿や義理人情溢れる物語が

人気です。

その悲しい結末に多くの人が涙した作品です。

狂言・能

引用:https://www.ishikawabunka.jp/gallery/gallery03.html

狂言とは対話を中心とし、言葉や仕草だけですべてを表現し笑いを取るセリフ劇です。

「〜でござる。」のござる口調の会話が多いのが特徴です。

能とは面(おもて)という仮面をつけて歴史上の人物の物語をすることが多いです。

セリフは候文(そうろうぶん)といって「〜で候」の語尾をつけます。

ビブラートを効かせた特徴的な話し方をし、全体的に謡で物語が進んでいきます。

現在、能と狂言合わせてユネスコの「無形文化遺産」に登録され演劇としての価値が国内外問わず広く認められています。

会話のテンポにはリズムがあり聴きやすく内容が頭に入ってくるので、すぐに物語の世界に入り込むことができます。

現在では市民会館や神社、一般の劇場などでも公演が行われているので敷居が高いと考えずに簡単に狂言や能の世界に踏み込むことができますよ。

狂言のおすすめは「蟹山伏」。

短い曲はシンプルな物語と派手な動きで構成されており、あらすじを知らずとも楽しめる曲です。

猿回し

猿回しとは猿回し師の掛け声や太鼓の音に合わせて、猿が踊ったり寸劇を見せたりする大道芸です。

歴史は古く、メソポタミア文明にも猿回しという職業が存在したことがわかっています。

日本には奈良時代に中国から伝わったとされていて、昔は悪魔払いや厄除けとして猿回しが行われていました。

昭和30年代に日本で最後の猿回し師が廃業し、一度はその姿を消しましたが、村崎太郎氏により再起し太郎次郎の「反省ポーズ」が社会現象となり舞台芸術に進化させ世界的にも話題になっています。

猿回し師と猿の掛け合いや失敗した時の落ち込んだ顔、成功した時の誇らしげな顔は同じ演目でも毎回違う表情を見せてくれるのでライブ感を味わうことができます。

猿回しで有名な日光さる軍団では毎日猿たちの芸を楽しむことができます。

都心からもアクセス抜群なのでぜひ、お出かけしてみてくださいね。

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