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日本のアカゲザルがギネス世界記録認定!アカゲザルの生態や特徴について解説。



アカゲザルというサルを知っていますか?


実験動物として日本に輸入され、現在は特定外来種として指定されて駆除の対象となっています。


今回はアカゲザルの生態と特徴についてご紹介していきます。




分布



アフガニスタン西部からインド、チベット、ブータン、ネパールから、ミャンマー、中国南部、ベトナム北部やタイ北部などに生息しています。


森林や草原、湿地林や荒地など、様々な環境に適応していて、泳ぎも上手く、川を渡って獲物を取らえたりもします。


ヒマラヤでは、標高2000〜3000mの高地にも生息しているのが分かっています。





特徴


アカゲザルはニホンザルによく似ていてニホンザルに比べてアカゲザルの方が尻尾が長いのが特徴です。


頭から背中にかけては灰褐色をしていて腰部分からオレンジ〜赤褐色になっています。


全体にがっしりした体格で雄は大きな犬歯を持っています。


体長45〜65cm、尾長20〜35cmで、体重は4.5〜9kgくらいになります。




食べ物


雑食性で,野生下では、果実,木の芽,種子,トカゲ,小鳥,昆虫類などを食べます。


飼育下では野菜・果物・穀物、カシの枝葉や笹やモンキーペレットなどを与えられています。




寿命


平均的な寿命は23〜28年程度です。


メスは2〜3年、オスは4〜5年で大人になり、やがてメスは群れに留まり、オスだけが群れを離れていくことがわかっています。




アカゲザルのイソコ


引用:https://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000269618.html


京都市動物園で飼育されているアカゲザルのイソコが「存命中の飼育されている最高齢のアカゲザル」としてギネス世界記録になっています。


イソコは昭和53年4月15日生まれで現在42歳です。


京都市動物園には「老猿ホーム」という施設があり歳を取ったお猿さんのために冷暖房完備・バリアフリーになっていてイソコも快適に暮らしています。


現在も記録を更新中なので、イソコには一日でも長く幸せに生きてもらいたいですね。




人間の髪の毛で歯を磨くアカゲザル



ヒンドゥー教や仏教などの寺院はアカゲザルはハヌマーン(怪力と勇気、忠誠心、不死の神様)として大切にされています。


観光客からも人気があり、餌付けされ、寺院に我が物顔で暮らしています。


その結果観光客の髪の毛を抜き、抜いた髪を糸ようじがわりに歯を磨くサルが現れています。


人間の髪の毛でフロスするとはアカゲザルは綺麗好きで頭の良い動物なのかもしれません。




外来種として駆除されるアカゲザル


千葉県の市営観光施設で飼育されていたアカゲザルが

1960年代の施設閉鎖に伴い逃げ出し、野生化してしまっていることがわかっています。


現在では千葉県内に350〜380頭のアカゲザルの生息が確認されていてニホンザルとの交雑による遺伝子汚染の問題が広がっています。


千葉県に純粋なニホンザルがいなくなってしまう可能性があるのです。


実際に2017年の2月にはアカゲザルと交雑が判明した高宕山自然動物園のニホンザル57頭が駆除されています。


特定外来種として名前が載ってしまった生き物は殺さなければいけない決まりになっているのです。


猿に限らず、一度飼ったペットを自然に放すことで外来種が増え殺処分せざるを得ない状況になることが増えています。


「飼う前に本当に最後まで飼えるか考え、責任を持って最後まで飼うこと」を頭に入れ、殺される命がひとつでもなくなることを祈っています。


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